2024-01-01から1年間の記事一覧
ドラマや恋愛リアリティショーを観ていると、私は心臓がドキドキしてくる。そして耐えられなくなり、「作品名 ネタバレ」で検索する。 当然のように展開や結末を把握できると、私はそれで満足してしまい、続きを観ようというモチベーションはとてもとても小…
一日中、外に出ない日があるということを受け入れるのに、時間がかかった。一人で暮らすということは、風呂の順番をせかされることもなく、お湯を使ってもエアコンをつけても小言をかけられることもない。食後の皿や洗濯物を溜めても、誰からも何も言われな…
生ききるんよ、と妹が言っていた。 妹は、わたしとは反対の仕事だ。わたしがこれからを育てているとしたら、妹はたぶん、緩和ケアとか、病とか死とかそんなものの近くにいる。いろんな人生と接するところは同じだけど、段階が違う。終わりに近いところを見る…
はやくもわたしの中では夏が終わった。 10代の輝きは素晴らしい。と、仕事をしていて感じる。かつてわたしも10代だった。取り憑かれたように本ばかり読んでいた。文章を書くことが使命だと思っていた。大好きな漫画があって、夢小説を書いていた。初めて親友…
独り身クィアの生き方がわからない。 わたしは、世間ではブラックと呼ばれるものの安定はしている職を得ている。一人で生きられるくらいの給料を手にして、自分だけの部屋をもち、一人で暮らしている。就職して、本が読めなくなった。ツイッターは読めるのに…
BDSMコミュニティでは、「性愛」「性癖」から相手を知っていくことが多かった。そして地方のユーザーは、マッチしてもたいていが遠距離だ。 夜、寝る前に電話を繋げながら、やってみたいプレイや使ってみたい道具について話していると、なぜか相手がオナニー…
年齢=恋人いない歴だが、将来を約束してくれる相手がいるというのは謎の自信をもたせてくれる。けれども恋愛もセックスも経験しないのはなんとなくもったいない気がして、SNSで相手を漁った。 恋愛と性愛と友愛はすべて別であって、わたしはそれぞれの分野…
『動物のお医者さん』 人生で初めて読んだ漫画。 最終回まで腐れ縁でずっと一緒にいるハムテルと二階堂をみてほっとしたのを覚えている。結婚もせず恋人は作らず院で研究するファッション派手派手おねえさんの菱沼さん。着物姿で猫を撫でながら酒を煽るタカ…
一人だな、と思うことが増えた。 一人で生活をする、ということは、自分のことは自分でやらなくちゃいけない、ということだ。掃除洗濯炊事皿洗い、保険料の支払いも車の点検も、ゴミの分別も、自分でやろうと思ってやるしかない。そんなのごくごく当たり前の…
生まれる性別を間違えた。そう思いながら車を走らせる。だからと言って、今さら男になれる気もしない。完全な男になりたいとも思わない。 「あんたは賢いから男の子だったらよかったけど、男の子だったら、パパにもっと酷く殴られていたからあんたが女の子で…
もうすぐ年度末だ。 今年度は、激しく激しく、自分の内側と向き合わなければならない一年だった。一言で言えば、苦しかったのだと思う。客観的に見れば、苦しいだろうなぁと思うのに、苦しかったことを認めたくない自分がいる。 仕事では、またみんなの前で…
京セラドーム大阪。先行で当たった。席は一番端っこの方だったけど、フォーメーションがよく見えて満足だった。双眼鏡を使えばメンバーの表情も見えた。 Bluetoothとペンライトの接続がわからなくて隣の人に助けてもらう。隣の人は掛け声をよく覚えてきてい…